【EDH】《スリヴァーの女王/Sliver Queen》【ISD調整後】
2011年10月2日 TCG全般もっと殺意を・・・というわけでデッキリスト更新です。
In
《幻影の像/Phantasmal Image》
《石のような静寂/Stony Silence》
《予期の力線/Leyline of Anticipation》
《記憶の旅/Memory’s Journey》
《死後の一突き/Postmortem Lunge》
Out
《通りの悪霊/Street Wraith》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》
《死体のダンス/Corpse Dance》
それではそれぞれの採用理由、不採用理由をば。
《幻影の像/Phantasmal Image》
採用理由:これは・・・さすがに説明不要レベルな気もするけど。2マナクローンが弱いわけが無い。被覆系のジェネラルもこれ一枚で葬り去ることが出来る。ただ基本的には2マナという軽さを活かして序盤に出したアドバンテージ系システムクリーチャーをコピーしてどんどんアドバンテージを稼ぎたいところ。《闇の腹心/Dark Confidant》をコピーしてアドを取ったり、相手の《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》をコピーしてやり返したり。また《太陽のタイタン/Sun Titan》をコピーしたりも強いけど、コイツ自身が2マナで拾うことが出来る点も良い。
《太陽のタイタン/Sun Titan》アタック
↓
《動く死体/Animate Dead》を釣る
↓
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
↓
《太陽のタイタン/Sun Titan》コピー
↓
《幻影の像/Phantasmal Image》を釣る
↓
《太陽のタイタン/Sun Titan》コピー
↓
新たな対象を・・・以下略。
また対象に取られると死ぬというのはEDHにおいて決してマイナスとは限らない。対象に取られるときは
破壊 or 追放 or 奪取
たいていこの3択だと思うけど、そのうち追放と奪取に対しては寧ろケアできる。また《金粉のドレイク/Gilded Drake》のコピーになって脆いコピートークンを押し付けたりなどなど。
あと、せっかくのスリヴァーデッキなのでスリヴァーデッキ特有のギミックも少々紹介しておきたい。
まず最初に、これらの能力は重複します。
つまり、2体の《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》がいれば2枚対象に取れるし、2体の《休眠スリヴァー/Dormant Sliver》がいれば2ドローできるというわけです。《幻影の像/Phantasmal Image》と《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》で最大3体まで同じクリーチャーを用意でき、その後は《スリヴァーの女王/Sliver Queen》のトークン生成で・・・というわけです。
序盤に出しても、後半に出しても仕事できる優良クリーチャー◎
《石のような静寂/Stony Silence》
採用理由:今回イニストラード登場でEDH界に衝撃を与えたのが2枚目の《無のロッド/Null Rod》こと《石のような静寂/Stony Silence》である。《無のロッド/Null Rod》を元々積んでいて色が合うなら即投入してもいいレベルな気もする。それくらいに《無のロッド/Null Rod》の制圧力はすさまじい。ガドックケアなども含めマナレシオを3マナ以下にしているアングリーハーミットにおいてマナ加速は必ずしも必要なわけではない。もちろん自分も影響を受けるため、《連合の秘宝/Coalition Relic》、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》などの即仕事をするわけではないアーティファクトを抜いてアーティファクトへの依存度を若干下げることにした。これによって影響を受けるアーティファクトは10枚。まぁそんなところか。シングルシンボルな点もありがたい。
アングリーハーミットはマナ基盤をランド、アーティファクト、クリーチャー3つに分散させることで各種リセットをケアしている。現在ランド24枚、マナアーティファクト8枚、マナクリーチャー3枚としているので、影響は限定的と判断。
《予期の力線/Leyline of Anticipation》
採用理由:正直なところ、実験枠である。EDHにおいてはジェネラルを除いて99枚のライブラリーからパリマリするため、大体いつもは14~15枚くらい見ている気がするけれど、そのうち《予期の力線/Leyline of Anticipation》が手札に来る確率は1/7くらいということになる。正直あればいいなくらいの気持ちである。ダブルシンボルな点やキャスト4マナで重く、ガドックにも引っかかるため、素出しはあまり考えたくはないけれど、出ればただただ強いので調整中である。相手のターン終了時にしれっと《隠遁ドルイド/Hermit Druid》出して決めたり、墓地の《隠遁ドルイド/Hermit Druid》をリアニしたりなどなど、隙が極めて少なくなる点がgood。こいつらは起動できれば決まるので、基本的に他のデッキはアングリーハーミットよりもkillターンは遅めなので、こいつがあるときは決してあせらず、相手のコンボが決まる直前の隙を突くことになる。また、《森の知恵/Sylvan Library》の誘発タイミングはあなたのドローステップの開始時なため、アップキープに出せばそのターンから使うことができたりなどなど、まだまだ自分も気づいていないギミックが隠れている模様。
《記憶の旅/Memory’s Journey》
採用理由:まずはみなさんこのカードをご存知でしょうか?
そう、ISDに入っていたあいつです。実はこのカード、元になったカードがあります。
最大 3枚までというのもポイント。つまり2枚でも1枚でもいいのである。こいつを使うときはたいてい《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動後だが、無限マナ後なら2枚だけ戻して《綿密な分析/Deep Analysis》フラッシュバックに繋げて全部引いてもいいし、《戦慄の復活/Dread Return》失敗後ならこいつで3ターンは延命できるしリアニメイト呪文も最大3回唱えるチャンスが生まれる。緑マナのみでフラッシュバックなのも◎《隠遁ドルイド/Hermit Druid》を即起動した場合自由に使えるマナはたいてい2~3マナなのだが、ライブラリー落としきった次のターンのアップキープに唱えて、その後即リアニメイトと繋ぐことができる。
《死後の一突き/Postmortem Lunge》
採用理由:《死体のダンス/Corpse Dance》と差し替えで新たなるファイレクシアから急遽採用に。
ただ一番注意すべきはマナコストにXを含むのでガドックに引っかかる点である。
《通りの悪霊/Street Wraith》
不採用理由:実験枠で《予期の力線/Leyline of Anticipation》を入れたため、一時的に不採用。ただ0マナサイクリングが弱いわけはないのでデッキ調整完了後は再び戻ってくる予定。
《連合の秘宝/Coalition Relic》
不採用理由:そもそも入れていた理由はマナ加速というよりもチャージ後に2マナ好きな組み合わせの色マナがでるからである。マナ拘束の激しい呪文(つまりスリヴァークイーン、あと当時デッキ内で唯一同色ダブルシンボルだった《マナの残響/Mana Echoes》)を唱えるためである。もちろん強いんだけど、《石のような静寂/Stony Silence》の採用と3マナキャストの重さからいったんお休みに。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
不採用理由:一般的にはEDHにおいて確定枠とまで言われているが、デッキの構成上毎ターンデッキトップを確認するようなデッキでもないため見送り。それだったら即好きなカードが手札に入る《Grim Tutor》とか入れてる。《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》からも狙われなくて済むしね(といってもコレを最初に奪うとは思わないけれど)。
《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》
不採用理由:新顔の《記憶の旅/Memory’s Journey》というほぼ上位互換が出てしまったための差し替え。そもそも通常キャストするのは稀だし、緑①も青①もたいして変わらないしね!!やっぱフラッシュバックの1マナ差はこのデッキにとってはすごく大きい。
まあ絵は好きだからそれでも集めてるけどね(現在FOIL5枚目)
《死体のダンス/Corpse Dance》
不採用理由:《死後の一突き/Postmortem Lunge》との差し替え。ガドックに引っかからない点は認めたいけれど、あなたの墓地の一番上のクリーチャーカードという達成条件がめちゃめちゃ厳しい。釣る対象は《隠遁ドルイド/Hermit Druid》くらいしかいないし、それなら《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》1枚でいい。あっちも速攻付くし、バイバックしないなら下位互換になってしまう。ゴーレムダンスやクジラダンスのようなギミックが無いとちょっと厳しい。
というわけで新顔2枚加わった新生『スリヴァークイーン』のデッキ紹介でした。
過去の記事は
http://johnpp.diarynote.jp/201101081356593411/
http://johnpp.diarynote.jp/201102131630272253/
http://johnpp.diarynote.jp/201107091018451059/
《スリヴァーの女王/Sliver Queen》
-ジェネラル-
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
《ナルコメーバ/Narcomoeba》
《恐血鬼/Bloodghast》
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
《献身のドルイド/Devoted Druid》
《つまみ食い貯め/Morselhoarder》
《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
《金粉のドレイク/Gilded Drake》
《幻影の像/Phantasmal Image》NEW
《闇の腹心/Dark Confidant》
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
《波動魔道士の代言者/Pulsemage Advocate》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《宝革スリヴァー/Gemhide Sliver》
《ハートのスリヴァー/Heart Sliver》
《基底スリヴァー/Basal Sliver》
《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
《休眠スリヴァー/Dormant Sliver》
-クリーチャー(22)-
《Mana Crypt》
《Sol Ring》
《友なる石/Fellwar Stone》
《発展のタリスマン/Talisman of Progress》
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
《耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence》
《衝動のタリスマン/Talisman of Impulse》
《団結のタリスマン/Talisman of Unity》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《無のロッド/Null Rod》
-アーティファクト(11)-
《適者生存/Survival of the Fittest》
《森の知恵/Sylvan Library》
《石のような静寂/Stony Silence》NEW
《闇の後見/Dark Tutelage》
《リスティックの研究/Rhystic Study》
《マナの残響/Mana Echoes》
《予期の力線/Leyline of Anticipation》NEW
-エンチャント(7)- ※ただしリアニメイト系は除く
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《納墓/Entomb》
《森の教示者/Sylvan Tutor》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
《ギャンブル/Gamble》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《Demonic Tutor》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《土地譲渡/Land Grant》
《Lim-Dul’s Vault》
《エラダムリーの呼び声/Eladamri’s Call》
《直観/Intuition》
《生き埋め/Buried Alive》
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
《入念な研究/Careful Study》
《大あわての捜索/Frantic Search》
《意外な授かり物/Windfall》
《Wheel of Fortune》
《綿密な分析/Deep Analysis》
《有毒の蘇生/Noxious Revival》
《天啓の光/Ray of Revelation》
《古えの遺恨/Ancient Grudge》
《記憶の旅/Memory’s Journey》NEW
《外殻貫通/Hull Breach》
《再活性/Reanimate》
《発掘/Unearth》
《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
《死体発掘/Exhume》
《生+死/Life+Death》
《動く死体/Animate Dead》
《Dance of the Dead》
《死後の一突き/Postmortem Lunge》NEW
《戦慄の復活/Dread Return》
-呪文(35)-
《Tundra》
《Underground Sea》
《Badlands》
《Taiga》
《Savannah》
《Scrubland》
《Bayou》
《Tropical Island》
《Volcanic Island》
《Plateau》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《統率の塔/Command Tower》
《真鍮の都/City of Brass》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
-土地(24)-
In
《幻影の像/Phantasmal Image》
《石のような静寂/Stony Silence》
《予期の力線/Leyline of Anticipation》
《記憶の旅/Memory’s Journey》
《死後の一突き/Postmortem Lunge》
Out
《通りの悪霊/Street Wraith》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》
《死体のダンス/Corpse Dance》
それではそれぞれの採用理由、不採用理由をば。
《幻影の像/Phantasmal Image》
採用理由:これは・・・さすがに説明不要レベルな気もするけど。2マナクローンが弱いわけが無い。被覆系のジェネラルもこれ一枚で葬り去ることが出来る。ただ基本的には2マナという軽さを活かして序盤に出したアドバンテージ系システムクリーチャーをコピーしてどんどんアドバンテージを稼ぎたいところ。《闇の腹心/Dark Confidant》をコピーしてアドを取ったり、相手の《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》をコピーしてやり返したり。また《太陽のタイタン/Sun Titan》をコピーしたりも強いけど、コイツ自身が2マナで拾うことが出来る点も良い。
《太陽のタイタン/Sun Titan》アタック
↓
《動く死体/Animate Dead》を釣る
↓
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
↓
《太陽のタイタン/Sun Titan》コピー
↓
《幻影の像/Phantasmal Image》を釣る
↓
《太陽のタイタン/Sun Titan》コピー
↓
新たな対象を・・・以下略。
また対象に取られると死ぬというのはEDHにおいて決してマイナスとは限らない。対象に取られるときは
破壊 or 追放 or 奪取
たいていこの3択だと思うけど、そのうち追放と奪取に対しては寧ろケアできる。また《金粉のドレイク/Gilded Drake》のコピーになって脆いコピートークンを押し付けたりなどなど。
あと、せっかくのスリヴァーデッキなのでスリヴァーデッキ特有のギミックも少々紹介しておきたい。
Harmonic Sliver / 調和スリヴァー (1)(緑)(白)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は「このパーマネントが戦場に出たとき、アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。」を持つ。
1/1
Dormant Sliver / 休眠スリヴァー (2)(緑)(青)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは防衛を持つ。
すべてのスリヴァーは「このパーマネントが戦場に出たとき、カードを1枚引く。」を持つ。
2/2
まず最初に、これらの能力は重複します。
つまり、2体の《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》がいれば2枚対象に取れるし、2体の《休眠スリヴァー/Dormant Sliver》がいれば2ドローできるというわけです。《幻影の像/Phantasmal Image》と《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》で最大3体まで同じクリーチャーを用意でき、その後は《スリヴァーの女王/Sliver Queen》のトークン生成で・・・というわけです。
序盤に出しても、後半に出しても仕事できる優良クリーチャー◎
《石のような静寂/Stony Silence》
採用理由:今回イニストラード登場でEDH界に衝撃を与えたのが2枚目の《無のロッド/Null Rod》こと《石のような静寂/Stony Silence》である。《無のロッド/Null Rod》を元々積んでいて色が合うなら即投入してもいいレベルな気もする。それくらいに《無のロッド/Null Rod》の制圧力はすさまじい。ガドックケアなども含めマナレシオを3マナ以下にしているアングリーハーミットにおいてマナ加速は必ずしも必要なわけではない。もちろん自分も影響を受けるため、《連合の秘宝/Coalition Relic》、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》などの即仕事をするわけではないアーティファクトを抜いてアーティファクトへの依存度を若干下げることにした。これによって影響を受けるアーティファクトは10枚。まぁそんなところか。シングルシンボルな点もありがたい。
アングリーハーミットはマナ基盤をランド、アーティファクト、クリーチャー3つに分散させることで各種リセットをケアしている。現在ランド24枚、マナアーティファクト8枚、マナクリーチャー3枚としているので、影響は限定的と判断。
《予期の力線/Leyline of Anticipation》
採用理由:正直なところ、実験枠である。EDHにおいてはジェネラルを除いて99枚のライブラリーからパリマリするため、大体いつもは14~15枚くらい見ている気がするけれど、そのうち《予期の力線/Leyline of Anticipation》が手札に来る確率は1/7くらいということになる。正直あればいいなくらいの気持ちである。ダブルシンボルな点やキャスト4マナで重く、ガドックにも引っかかるため、素出しはあまり考えたくはないけれど、出ればただただ強いので調整中である。相手のターン終了時にしれっと《隠遁ドルイド/Hermit Druid》出して決めたり、墓地の《隠遁ドルイド/Hermit Druid》をリアニしたりなどなど、隙が極めて少なくなる点がgood。こいつらは起動できれば決まるので、基本的に他のデッキはアングリーハーミットよりもkillターンは遅めなので、こいつがあるときは決してあせらず、相手のコンボが決まる直前の隙を突くことになる。また、《森の知恵/Sylvan Library》の誘発タイミングはあなたのドローステップの開始時なため、アップキープに出せばそのターンから使うことができたりなどなど、まだまだ自分も気づいていないギミックが隠れている模様。
《記憶の旅/Memory’s Journey》
採用理由:まずはみなさんこのカードをご存知でしょうか?
Memory’s Journey / 記憶の旅 (1)(青)
インスタント
プレイヤー1人と、そのプレイヤーの墓地にある最大3枚までのカードを対象とする。そのプレイヤーは、それらのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
フラッシュバック(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
そう、ISDに入っていたあいつです。実はこのカード、元になったカードがあります。
Krosan Reclamation / クローサ流再利用 (1)(緑)通常キャストが青になった代わりにフラッシュバックコストが無色1マナ減った《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》というわけです。対象に取れる枚数も2枚から3枚に増え、緑単で使えない以外はほぼ上位互換となっているため《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》からの即差し替えとなりました。
インスタント
プレイヤー1人を対象と、そのプレイヤーの墓地にあるカードを最大2枚まで対象とする。そのプレイヤーは、それらのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
フラッシュバック(1)(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
最大 3枚までというのもポイント。つまり2枚でも1枚でもいいのである。こいつを使うときはたいてい《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動後だが、無限マナ後なら2枚だけ戻して《綿密な分析/Deep Analysis》フラッシュバックに繋げて全部引いてもいいし、《戦慄の復活/Dread Return》失敗後ならこいつで3ターンは延命できるしリアニメイト呪文も最大3回唱えるチャンスが生まれる。緑マナのみでフラッシュバックなのも◎《隠遁ドルイド/Hermit Druid》を即起動した場合自由に使えるマナはたいてい2~3マナなのだが、ライブラリー落としきった次のターンのアップキープに唱えて、その後即リアニメイトと繋ぐことができる。
《死後の一突き/Postmortem Lunge》
採用理由:《死体のダンス/Corpse Dance》と差し替えで新たなるファイレクシアから急遽採用に。
Postmortem Lunge / 死後の一突き (X)(黒/Φ)使い方はみなさんお察しの通り《隠遁ドルイド/Hermit Druid》を吊り上げて速攻付与されているので即起動というわけです。無色でキャストできる点も◎ただあなたの墓地限定な点と、重いクリーチャーを釣りたいときはスペル自身が重くなる点は要注意(ただ釣る対象はほとんど3マナ以下になるだろうけど)。
ソーサリー
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
あなたの墓地にある、点数で見たマナ・コストがXのクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。それは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
ただ一番注意すべきはマナコストにXを含むのでガドックに引っかかる点である。
《通りの悪霊/Street Wraith》
不採用理由:実験枠で《予期の力線/Leyline of Anticipation》を入れたため、一時的に不採用。ただ0マナサイクリングが弱いわけはないのでデッキ調整完了後は再び戻ってくる予定。
《連合の秘宝/Coalition Relic》
不採用理由:そもそも入れていた理由はマナ加速というよりもチャージ後に2マナ好きな組み合わせの色マナがでるからである。マナ拘束の激しい呪文(つまりスリヴァークイーン、あと当時デッキ内で唯一同色ダブルシンボルだった《マナの残響/Mana Echoes》)を唱えるためである。もちろん強いんだけど、《石のような静寂/Stony Silence》の採用と3マナキャストの重さからいったんお休みに。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
不採用理由:一般的にはEDHにおいて確定枠とまで言われているが、デッキの構成上毎ターンデッキトップを確認するようなデッキでもないため見送り。それだったら即好きなカードが手札に入る《Grim Tutor》とか入れてる。《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》からも狙われなくて済むしね(といってもコレを最初に奪うとは思わないけれど)。
《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》
不採用理由:新顔の《記憶の旅/Memory’s Journey》というほぼ上位互換が出てしまったための差し替え。そもそも通常キャストするのは稀だし、緑①も青①もたいして変わらないしね!!やっぱフラッシュバックの1マナ差はこのデッキにとってはすごく大きい。
まあ絵は好きだからそれでも集めてるけどね(現在FOIL5枚目)
《死体のダンス/Corpse Dance》
不採用理由:《死後の一突き/Postmortem Lunge》との差し替え。ガドックに引っかからない点は認めたいけれど、あなたの墓地の一番上のクリーチャーカードという達成条件がめちゃめちゃ厳しい。釣る対象は《隠遁ドルイド/Hermit Druid》くらいしかいないし、それなら《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》1枚でいい。あっちも速攻付くし、バイバックしないなら下位互換になってしまう。ゴーレムダンスやクジラダンスのようなギミックが無いとちょっと厳しい。
というわけで新顔2枚加わった新生『スリヴァークイーン』のデッキ紹介でした。
過去の記事は
http://johnpp.diarynote.jp/201101081356593411/
http://johnpp.diarynote.jp/201102131630272253/
http://johnpp.diarynote.jp/201107091018451059/
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